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プロフィール

スピリチュアルコーチたまちゃん

Author:スピリチュアルコーチたまちゃん



北海道在住の、タロット占い師兼コーチです。

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米国CTI 認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ

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子供の頃、何回読み直したかわからない本。

「ナルニア国物語シリーズ」全七巻。


読書が好きで好きで、毎日毎日本を読みあさる子供時代を送った私です。

小学生時代は二週間に一度、地域の児童文庫に通っていました。

毎回、貸し出し限度枠いっぱいの14冊、本を借りました。

もちろん、それを全部読破しました。

足りなくて、二クールくらい読み返してました。


そんな私のピカイチお気に入りシリーズ。

それが「ナルニア国」でした。

たくさんの名作が並ぶ充実のラインナップを実現してくれている、夢のような地域文庫でしたが。

そこに並ぶ数々の名作の中でも、熱狂的に好きだったなーーー。

「リンドグレーン全集」「プリデイン物語」「アーサー・ランサム全集」「ファージョン全集」「グリーンノウシリーズ」「ゲド戦記」etc.etc...

これら、きら星のような名作群の中で、私の心をつかんで離さなかったのは、「ナルニア国物語」でした。

寝ても覚めても「ナルニア国」のことでアタマがいっぱいの時期もあったなーーーー。

きょうだい全員ではまって、ナルニアごっこに明け暮れた時期とか・・・。

文庫で借りて読むに飽きたらず、親にねだって全七巻買ってもらいました。

今でも私の手もとにありますが、そのすり切れぶりが、愛されぶりを物語る、私の宝物です・・・



だから、前作「ライオンと魔女」が映画化されるとき、すごい心配だった。

原作の雰囲気に沿わない作品ができあがっちゃったら、きっと世界中の映画館が焼き討ちにあう、と思った(爆)

私くらいの熱狂的ファンが、世界中にすごい数いる作品だから。

「その重みが果たしてわかってるだろうか?」って、めちゃくちゃ心配してた。


でも、幸いその心配は杞憂でしたね!

作品そのものの完成度は、実はそんなには評価してなかったりするんだけど(映画作品のファンの方、ごめんなさい!)、原作の雰囲気はかなり忠実に再現してありましたね、「ライオンと魔女」。

特にあの街灯、フォーンのタムナスさん、白い魔女・・・

本当に原作の挿絵そのままだったなー。

再現してくれてありがとう!



で、今作。

「カスピアン王子の角笛」。

前作ほど、原作への忠実度が高くない気が・・・。

画面の雰囲気も、世界観も、そしてストーリーも。

残念です

あまずっぱい初恋の要素なんて、入れなくっていいって!(苦笑)






でもまあ、映像はとってもキレイでした。

セントールが集まってるシーンが好き。

女のセントール、子供のセントールも居て。

子供のセントールが、まだ剣の掲げ方がヘタで、隣の大人にただされてるシーンなんか、妙なリアリティがあって、胸きゅんでした





ファンタジー作品は、映画でも本でも(多分ゲームでも)、すべて人の魂の成長を描いた寓話だと思います。

描かれている「敵」は、自分の中のダークサイド。

恐れ。


登場人物はすべて、自分の中のパーソナリティ。

勇気があってリーダーシップを取るピーターみたいな自分。

常識的で面倒見がよい、スーザンみたいな自分。

冷静で聡く、繊細な感受性もあるので人の裏が読める(その分損得も考えちゃったりして前作で足を踏み外しかけた)エドマンドみたいな自分。

  「自分の弱さやずるさを知っている自分」
  「人を傷つける痛みを知っている自分」
   という意味もある気がする。

  弱さや痛みや闇を知っているがゆえの強さや深みを感じる。

  エドマンドの存在には。


そして、天衣無縫なワンダーチャイルド、ルーシーみたいな自分。


そして、アスランみたいな自分。

アスランは"ハイヤーセルフ"でしょうか。



物語の中で、延々と繰り広げられる戦い。

その戦いの中で、バタバタと死んでいく仲間たち。


人は困難と出会い、恐れと対峙して成長していくんだけど、

それは傷つきを必ず伴う。

自分の中の繊細なパートは、その過程で次々に傷つき損なわれていってしまう。

そのことを描いているのかな、と思いました。


あんまり詳しく書いちゃうとネタバレになっちゃいそうなので漠然としか書きませんが、

ルーシーの大切にされぶりに、「ワンダーチャイルドさえ守り抜けばいいのだ」というメッセージを見ました。

自分の中のイキイキとした子供らしい子供の部分。

そこを守り抜けば、ハイヤーセルフや直感ともつながれる。

そこさえ、守り抜けばいい。

無傷で成長することはあり得ない。

たくさんの代償を払いつつ、人は成長する。

その中で、ワンダーチャイルドさえ、守り抜ければいい。

ワンダーチャイルドと、ハイヤーセルフ。

そしてハイヤーセルフへの敬意と信頼。

それらさえ、守り抜ければいい。

それらは万難を排して守り抜くんだけど、それ以外の犠牲はいとわず、自分の中のダークサイド(恐れ)と向き合い、戦い、打ち勝つ。

それが、「自分の国の王になる」ということ。

自立ということ。

自我の確立、ということ。



それから、祈りの大切さも描かれている気がしました。

すべての策が尽きるまで戦い、「もうダメか」と思うまで人事を尽くす。

その後は、ただ、祈る。

すべてを、大いなる宇宙意志にゆだねる。

祈りとゆだねの崇高さを伝えるメッセージを、作中から得た気がしました。



考えてみれば、たいていのことは、このパターンで乗り越えられますよね。

精根尽き果てるまで、人事を尽くし策を尽くして努力し戦い。

その後、ゆだね、祈る。



すごい困難に満ちた険しい道ですが。




あと、「助けを求めようよ」というメッセージも見ました。

「角笛」自体、助けを求めることの象徴ですしね。

精魂尽き果てるまで戦うんだけど、その過程で必要な助けは要請する。

適切な「助け」を求められるようになることが、

そして差し伸べられた手を取れるようになることが、

自立への一歩。

そういうメッセージもこもっていたような気がします。




          □ ☆ □




今企画進行中のイベント一覧。

もう今週末となりました、第四回愛と桃舎北海道上陸プロジェクト。

個人セッション以外はお席が多少空いてますので、よろしければふらりと現れてくださって大丈夫ですよ〜




6/6 【愛と桃舎】個人セッション、EFTセミナー、「セラピストのための場の作り方」講座
http://tamaho.seesaa.net/article/93748601.html

6/6 2008年度セラピスト開業・独立サポート講座 第一回説明会
「ブログ・ミクシィ活用法〜私の場合」
http://tamaho.seesaa.net/article/96859880.html

6/12 「尾谷幸治」無料スカイプ講座 乱数があなたを成功に導く「サイコロ解決法」  →満席となりました!!ありがとうございました。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=31365047&comment_count=10&comm_id=201412

6/13 マルセイユ版タロット 初心者用講座 夜の部 開講
http://tamaho.seesaa.net/article/98319350.html

6/21 エコ&ナチュラルフェスタにタロット占いで出展します!
http://tamaho.seesaa.net/article/98208158.html

6/28,29 「尾谷幸治」催眠コミュニケーション初級二日間講座
http://tamaho.seesaa.net/article/95950165.html

7/5,6 「珠帆美汐」スピリチュアルコーチングセミナー
http://tamaho.seesaa.net/article/98352737.html

7/12 「しものえり」おしゃれセンス発芽セミナーwithおうちカフェ
http://tamaho.seesaa.net/article/97309949.html

7/21 「聖なる結びつき〜スピリチュアリティとセクシュアリティ」
http://tamaho.seesaa.net/article/98347498.html

7/26 願望実現コラボセミナー(珠帆+ハーモニー)
http://tamaho.seesaa.net/article/95413057.html

毎月第二第四金曜 マルセイユタロット&カモワンタロット勉強会 @小樽
http://tamaho.seesaa.net/article/92386279.html

毎月第二第四金曜 タロット占い 対面鑑定 @小樽(2008年上半期の予定一覧)
http://tamaho.seesaa.net/article/92386144.html

2008年度セラピスト開業・独立サポートプロジェクト(略してセラサポ)についてはこちら
http://serasapo.blog112.fc2.com



小樽の喫茶店「キッチンぐるぐる」さんにて、「大人のための絵本茶話会 Vol.4」を、次の土曜日にやります。

もしかして、もう明日?

そしてそれが・・・・


私のイベント企画主催人生初の、“もう目前なのにお申し込み数ゼロ”(爆)



全然告知できてなかったですもんね〜

といいつつ、あちこちの掲示板に載せていただいたり
メルマガに掲載したりしてたのですが。

いろんなことに手を出しすぎると、手が回らなくなりますね。

大反省

「キッチンぐるぐる」のママがお声を掛けてくださって4回目まで続いてるのに・・・

私の力不足で、なんとも申し訳ない。



というわけで、どなたかふらりと遊びにいらっしゃいませんか?

とにかく当日、私はそこに居ますので。

気軽にのぞいてみてくださいね。


 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ● ぐるぐる的 大人のための絵本茶話会 Vol.4
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

まずは大人自身に、「絵本ってかなり面白い」と実感してもらいたい。

既に絵本好きな人でも、誰かに読んでもらう体験って貴重だと思う。

大人同士で感想を言い合う体験も。

そういう得難いチャンスから、「いや、改めて面白いわ」と感じて欲しい。



持ち運びできるハンディさ。

一冊1000円前後という価格の手頃さ。

一冊数分で読み終わるという短さ。


それなのに、質が高いものは芸術品。


絵画として鑑賞に値し

詩として鑑賞に値し

物語として心を打ち



読み聞かせると朗唱芸術の価値が付随し


総合芸術品。

1000円で買える、5分で味わえる、ミニオペラだと思ってみて欲しい。



人は、長い人生の中で、

あのとき親にああ言われたから、教師にこう言われたから、

あのとき失敗したから、あのとき痛い思いしたから、などの過去の経緯から、

たくさんの禁止令や思いこみを背負い込んでしまっている。


しなやかで柔軟で光輝く本質は、

たくさんの禁止令や思いこみや防御本能などの殻の中に

閉じこめてしまっている。



感動体験は、そんな閉じこめられた本質を揺さぶり、輝きを増させることで、

背負い込みすぎていたものを振るい落とす作業、だと私は思っている。


中心で本質が震えるので、回りからぽろりぽろりと殻がはがれ落ち、

その合間から本質の輝きがこぼれる。


感動体験、芸術体験ってそんな作業だと。



質の高い絵本を読み聞かせてもらう体験は、感動で魂を振るわせる。

本質の輝きを増させる。


自己不信にひびが入る。

そのままでいいんだよ、というメッセージが届く。

自分らしさが元気を取り戻す。


良い絵本との出会いって、そんな役割を果たしてしまうものだと感じている。



だからこそ、まずは大人に絵本のおもしろさを実感して欲しい。

子どもに絵本を与えられるのは、やっぱり大人だから。

子どもに質の高い絵本を選んであげられるのは、やっぱり大人だから。

読んでくれる大人が感動していることは、やっぱり子どもに伝わるから。


なにより、大人だって、元気になれちゃうから。



■日時:5月17日(土)15:00〜17:00

■場所:キッチンぐるぐる(tel: 0134-24-2300 )
   〒047-0021 北海道小樽市入船1-6-16
  (JR南小樽駅より徒歩5分 南小樽生協斜め前)

■参加費:1000円(ワンドリンク付き)

■定員:先着15名

■申し込み&問い合わせ先:たまほみしお Tel: 090-2897-5124  
             e-mail:asahioka@hotmail.com
             
■講師紹介:珠帆美汐(たまほみしお) 
兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。
図書館司書資格有り。 絵本児童文学研究センター基礎講座修了。
CTIJapan認定コ・アクティヴ・コーチ資格所持。
プロのコーチ兼占い師。12/5生。射手座。
ホームページhttp://sprtcoach.com/

★メルマガ「魂に響く絵本・児童文学」発行中。
過去ログをぜひ読んでみてください。
http://blog.mag2.com/m/log/0000144564/


【参加された方の感想】
絵本読みは芸術体験です。
歌を歌うように、整体を受けるように、踊りを踊るように、
セラピーのセッションを受けるように、
絵本と一体化することができるんですね。
素敵だ!
質のよい絵本を沢山教えて下さってたまちゃんにはもう感謝感激です。
絵本を愛し、時間をかけて、絵本とつきあってきているんだろうなー。
そのエネルギーのエッセンスの詰まった実り多い時間でした。
私もたくさん楽しんで、
また周りの人たちにわけていきたいと思いました☆


※大人がまず絵本の良さを実感しよう、という趣旨ですが、
お子さん連れの参加、歓迎です!


※もう目前まで迫ってますが、当日飛び込み参加可能です!
 優れた絵本、児童書は、大人の心をもわしづかみにし、揺り動かします。



     まるで恋のように。





      ':・:*:. ☆ .:*:・:'





先日、映画「Tibet Tibet」上映会に行って参りました。

  「Tibet Tibet」※公式サイトhttp://tibettibet.jp/

感動しました!

深く感銘を受けました。

揺さぶられました。



チベット問題が、人権問題であることが、よくわかりました。

人は、自分の出自を愛し誇りに思ってもいい。

人は、自分が生まれ育った風土を愛し誇りに思っても良い。

人は、自分の家族や身の回りの人を愛し大切にしてもよい。


そんな、そんな簡単で基本的なことなんだと思いました。


人は、自分の信仰や思想・信条を選ぶ自由があるはず。

人は、自分が大切にしているものを大切にし続けていいはず。

その人自身が、大切にされ尊重されて当然なはず。

どんな人であれ。


モンゴルと文化的に深いつながりを持つチベットの映画を、
モンゴルを舞台にした絵本「スーホの白い馬」についてメルマガを
書こうとしている時に見ることになった不思議な縁をかみしめつつ。

たいせつな白い馬を、力づくで奪われたスーホ。

大切な存在を踏みにじられた痛みを、歌と音楽という非暴力な手段で
表現するスーホ。

そんなスーホの中に、チベットの民の姿を見ました。




魂に響く絵本・児童文学
(絵本だけでなく、児童文学もとりあげている事実に即して、
メルマガのタイトルを変更いたします。ご了承下さいませ。)
http://www.mag2.com/m/0000144564.htm

2008.4.29 第21号
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『スーホの白い馬』
大塚勇三 再話、赤羽末吉 絵 
福音館書店
(対象年齢:読んであげるなら4才くらいから)
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  〜 あらすじ 〜

(モンゴル民話の再話)

  中国の北のほう、モンゴルには、ひろい草原がひろがり、

  そこに住む人たちは、むかしから、ひつじや、牛や、

  馬などをかっていました。

  このモンゴルに、馬頭琴という、がっきがあります。

  がっきのいちばん上が、馬の頭のかたちをしているので、

  ばとうきんというのです。

  けれど、どうしてこういう、がっきができたのでしょう?

  それには、こんな話があるのです。(本文2pより引用)


          ・
          ・
          ・


貧しい羊飼いの少年、スーホは、おばあさんと二人暮らし。

ある日、生まれたばかりの白い子馬を助け、大切に育てます。

白い馬は、羊を狙うオオカミと果敢に戦うような勇気ある馬に育ち、

その名馬ぶりがあだになり王様に力づくで取り上げられてしまいました。

馬を渡すまいとして抵抗し半死半生の目に遭ったスーホが

馬の身を心配しながら寝込んでいると、外から物音が・・・


白馬が、滝の汗を流し傷だらけで立っているではありませんか!


王様たちが逃がすまいと射かけた矢を全身に受けながら、

走って走って走り続けて、大好きなスーホのところへ、

帰ってきたのです。


「白馬、ぼくの白馬、死なないでおくれ!」

切ない祈りと懸命の看病もむなしく、

弱り果てた白馬はスーホの腕の中で息絶えます。



嘆き悲しむスーホの夢の中へ、

白い馬が現れます。

「私を使って楽器を作ってください。

そうすれば、私はずっとあなたと共にいられます。

あなたを慰めてあげられます。」


          ・
          ・
          ・


  がっきはできあがりました。

  これが、ばとうきんです。

  スーホは、どこへ行くときも、このばとうきんを

  もっていきました。

  それをひくたびに、スーホは、

  白馬をころされたくやしさや、

  白馬に乗って、草原をかけまわった楽しさを、

  思い出しました。

  そしてスーホは、じぶんのすぐわきに、

  白馬がいるような 気がしました。

  そんなとき、

  がっきの音は、ますますうつくしくひびき、

  聞く人の心をゆりうごかすのでした。(本文44pより引用)





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





これは、『くまのコールテンくん』のその後の物語だ。

  ※『くまのコールテンくん』
   http://mishio.seesaa.net/article/94770808.html


これは、『まぼろしの小さい犬』のその後の物語だ。

  ※『まぼろしの小さい犬』
   http://mishio.seesaa.net/article/94766984.html




私は「くまのコールテンくん」で奇跡の出会いを語った。

Boy meets girl.

ずっと探していた存在に巡り会える奇跡。

「私もあなたを探していた」と答えることのできる奇跡。



私は「まぼろしの小さい犬」で

奇跡の出会いのその後の泥臭く平凡な日常について語った。

出会いの後

相手を受け入れていく地道な努力。

ありのままの、欠点だらけの、弱い、現実の、その存在。




そして「スーホの白い馬」で対象喪失について語りたい。

奇跡的な邂逅のあと、ありのままの存在を受け入れ、世話をし面倒を見、

楽しみも喜びも分かち合ったあと、

いきなり喪った時(奪われた時、去られた時)あなたには何が残されるのか。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




楽器は空洞があるからこそ、美しい倍音を豊かに響かせる。


カリール・ジブランは言う。

「悲しみがえぐったその跡にこそ、喜びは満ちるのです」




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




あなたの内部をある他者との出会いが埋めた。

あなたの内部をある他者の存在が占めた。

その他者の存在が喪われたあと(奪われたあと、去られたあと)、

その跡はどうなるのか。



ぽっかりと空いた空虚な穴はどうなるのか。



他者に共鳴するスペースになるのだ、と私は思うのです。

楽器には欠かせない、共鳴のための空洞に。




あなたにうがたれた穴が大きければ大きいほど、

あなたが奏でる楽の音は豊かに共鳴する。


あなたにうがたれた穴が大きければ大きいほど、

他者の想いに共感し共鳴する余地、可能性が豊かに広がる。


人間の幅が大きくなる。

スケールが大きくなる。

あなたは

かすかにもらす他者のため息にも繊細に反応し共鳴する

優しい楽器となるだろう。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




出会って別れ、

巡り会って去られ、

愛して喪い、

そのたびに豊かなものを内側に蓄積していく。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




「サンタクロースの小部屋」という名著があります。

  ※松岡享子 著、こぐま社


東京こども図書館の理事長である松岡さんが、

幼い人たちにとっての読書の重要性を格調高い文章と

たくさんの事例で語ってくれる素晴らしい本ですが、

そのはしがきに、本の題名にもなった「サンタクロースの小部屋」という

コラムが載っています。


その内容を要約すると。



『幼い日に、心からサンタクロースの存在を信じることは、

 その人の中に、信じるという能力を養う。

 心の中に、ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、

 心の中に、サンタクロースを収容する空間を創り上げる。

 サンタクロースをもう信じなくなったあとも、

 サンタクロースが占めていた空間は、その子の中に残る。

 この空間がある限り、人は目に見えないけれども大切なものを

 ここに迎え入れることができる。』



出会いと別れの意味もここにあると思うのです。

同じだと。

人は、誰かを愛し、受け入れ、心の内に住まわせる体験を通じ、

心の余地を大きく広げる。



そこからその誰かが去っていったあとも、その場所は残り続ける。



その場所に、あらたな何か、あらたな「良きもの」「愛おしいもの」を

受け入れ続けるでしょう。


「愛」「信頼」「友情」を受け入れ続けるでしょう。



例え、出会いの数だけ別れがある、というのが真理であろうとも

出会うことを恐れてはいけない。



大地が、死と再生を繰り返すことで、豊かに肥えていくように

人もまた、出会って別れ、愛して喪い、巡り会って去っていく経験の中で

豊かに耕されていくのだから。



人を心から愛したことのある人だけにわかるものがある。

人を喪う苦痛に眠れぬ夜を過ごしたことのある人だけにわかるものがある。



スーホが

白馬に乗って草原をかけまわった楽しさを知っていたからこそ、

白馬をころされたくやしさを知っていたからこそ

馬頭琴がますます美しく鳴り響いたように。

その調べが人の心を揺り動かし続けることができたように。

その調べが、人の心を癒すことができたように。



ゆたかな、ゆたかな経験。



人と人は、

まるで宇宙の虚空に浮かぶ惑星同士のように孤立しているけれども

感情だけが私たちを結ぶ。

まるで大陸が海でつながっているように。



生命が生まれては死んで朽ちていくことで、

母なる大地が豊かさを増していくように

私たちは出会って様々な体験を分かち合い、そして別れていくことで、

豊かな共鳴と共感を響かせる可能性を高めていく。

豊かな感情をはぐくみ、他者とのつながりを深めていく。


出会いに感謝。

そしてそれと同じくらい、別れに感謝。





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




別れには感謝。

しかし、理不尽な暴力など、世の中には許してはいけないものもあると思います。

軽んじられて当然の存在なんてない。

暴力を振るわれていい存在なんてない。


人が、尊厳を踏みにじられる行為すべてに、NO。



世界のすべての「スーホ」が、自分の「白馬」を

損なわれずにすみますように。

世界のすべての「スーホ」が、尊重され、大切にされますように。



  ※私にできることを探して、「チベットのためにできること」の
  キーワードで検索してみました。
  その情報の、シェア。

  「チベットのために、できること」
  http://ymtk.jp/ladakh/2008/03/post_84.html

  「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)」
  http://www.geocities.jp/t_s_n_j/index.html





『スーホの白い馬』
大塚勇三 再話、赤羽末吉 絵 
福音館書店
(対象年齢:読んであげるなら4才くらいから)



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



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私、珠帆美汐が絵本を読み聞かせます。

よかったら聞きに来てくださいね!

 【 ぐるぐる的 大人のための絵本茶話会 Vol.4 】

 優れた絵本は

 まるで恋のように
 魂を刺激し
 揺さぶり
 震わせ
 活性化する。

 この私の持論を、
 ぜひ体験して実感してみてください。

■日時:5月17日(土)15:00〜17:00
■場所:キッチンぐるぐる(tel:0134-24-2300)
〒047-0021 北海道小樽市入船1-6-16
(JR南小樽駅より徒歩5分 南小樽生協斜め前)
■参加費:1000円(ワンドリンク付き)
■定員:先着15名             
■講師紹介:珠帆美汐(たまほみしお)
 
〜参加された方の感想〜
絵本読みは芸術体験です。
歌を歌うように、整体を受けるように、踊りを踊るように、
セラピーのセッションを受けるように、
絵本と一体化することができるんですね。
素敵だ!

※詳しくはこちら
http://tamaho.seesaa.net/article/93133604.html



つい10日ほど前、父が急逝いたしました。

父が私にくれたものはたくさんありますが、
その中の一つに、「犬という友」があります。


小学校4年生の時。
父が私に、生涯最初の私の犬を連れて帰ってくれました。

対人恐怖が強く、場面緘黙症に苦しみ、友達のいなかった私に、
父が「犬」という得難い友を与えてくれました。



結婚後、生涯二匹目の愛犬も、父が贈ってくれました。

慣れない土地で初めての育児に孤独に取り組んでいた私の、
どれほどの助けに彼がなってくれたことでしょう。


言葉を超え、ただ寄り添ってくれる存在。
理屈を超え、ただ愛情と信頼をひたむきに示してくれる存在。


ありがとう、パパ。

彼らは私にとって、最高の友であり、最高のカウンセラーでした。


そんな父に、感謝と追悼を。

孤独な少年と、犬の、魂のふれあいの物語をご紹介。
絵本ではありません。薄めですが、単行本の児童書です。



魂に効く絵本  〜絵本は恋に似ている〜
http://www.mag2.com/m/0000144564.htm

2007.10.16 第20号
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『まぼろしの小さい犬』
フィリパ・ピアス 作 
岩波書店
(対象年齢:小学校中学年以上)
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  〜 あらすじ 〜

  優しい両親とたくさんの兄弟たちの中で、
  ベンはなんとなく孤立している。

  「自分の犬さえ飼えたら」。

  漠然とした孤独の中で、ベンは自分の犬が欲しくてたまらない。

  自分の後をついてきてくれる犬、一緒に冒険や探険ができる犬、

  なでてやれる犬、面倒を見てやれる自分の犬。

  おじいさんの田舎の家にいるティリーみたいな。



  しかし、いくら切望してみても、
  大都会の真ん中でアパート暮らしをしている今の環境では
  犬は飼えはしない。

  味気ない現実に失望し、
  ベンは空想の世界に安らぎと慰めを見いだす。

  目をつぶると、
  そこには一匹の勇敢なチワワが姿を現すようになったのだ。
  これ以上ないほど賢く、勇敢で、忠実な犬。

  ベンの、理想の愛犬。

  「チキチト」という名の、チワワ。

  空想の中で、ベンとチキチトは常に行動を共にする。

  もうチキチトが居てくれるから、ベンは孤独じゃない。

  もう本当の犬を飼わなくてもいい。

  チキチトさえ、居てくれれば。



  四六時中目をつぶってチキチトと過ごすようになっていたベンは、
  ある日とうとう交通事故に遭う。

  危うく命を落としそうになって
  ベンはやっと現実の世界に引き戻され、
  そしてその事故がきっかけとなりベンの家族は郊外に引っ越す。

  とうとう犬を飼える環境となったのだ!

  待ち望んだ、生きた本物の子犬をもらえる日。

  チキチトとの現実の世界での再会を夢見るベンの前に現れたのは、

  ブルブルふるえる、
  チキチトとは似ても似つかぬ平凡で臆病な犬だった。



  「これはチキチトじゃない!」

  チキチトじゃない犬なんていらない、
 
  勇敢でも立派でもない犬はいらない・・・



          ・
          ・
          ・

  
     

    −−−−−−−−−−−−−−−−





  「犬さえ飼えれば」。

  黙って横に居てくれる存在に恋いこがれる切なさ。


  ただ無言で自分を受け容れてくれる存在を切望せずにいられない

  たましいの孤独


  そして、

  夢と現実、理想と日常のギャップを乗り越えていく

  少年の心の葛藤と成長を描いた、名作。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





言葉を超え、ただぬくもりと愛で寄り添ってくれる存在の重要性。

理解なんていらない、

なにかをしてもらおうとも思わない、

ただそこに居て欲しい。



私を見てしっぽを振って欲しい。

私に駆け寄って来て欲しい。

私の横でくつろいでほしい。

そんな存在がいれば、私はそれだけで生きていけるのに。



黙って横にいてくれる存在。

私のことを無条件で受け入れてくれる存在。

私のことを大好きなんだと確信できる存在。

そのありがたさ。

そんな存在がいてくれたら、生きていける。



Stand by me.

ただ、そばにいて欲しい。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




しかし、そんな存在が手に入ったとき。

あなたもまた彼をそのままで受け入れる度量が試される。

ありのままの、欠点だらけの、弱い、現実の、彼の存在を。



手がかかったり、見栄えが悪かったり。

毎日毎日、世話が必要だったり

面倒だったり大変だったり。



彼の至らなさ、期待外れな点を、

批判せず、裁かず、否定せず、

ただ、認め、受け入れ、

彼に対して負う義務と責任を淡々と果たす。



ある意味、それはあきらめであり、妥協である。

受容の過程。



私は私のままでいい。

そしてまた、あなたはあなたのままでいい のだ。

臆病でいい、みすぼらしくていい、平凡でいい。


私からあなたに、先に与える愛がある。





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





  人は、欲しいものが手に入ったあと、

  それとどのようにつきあっていくのかを学ばなくてはいけない。



  それは、夢から現実へと降りてくる作業。





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





これは、『くまのコールテンくん』のその後の物語だ。

  ※『くまのコールテンくん』
   http://tamahomishio.blog69.fc2.com/blog-entry-115.html




「こんな人がいてくれたら」と願っていたそのままの人と出会った後。

「ずっとあなたを探していた」と言ってくれる人と出会った後。

切なく恋いこがれていたものが手に入った後。

王子と姫がめでたく結ばれたあと。

欲しくて欲しくてたまらなかったものが手に入ったあと。

何が起こるのか。




  Boy meets a girl.

  運命の出逢いのその後の、泥臭い受け入れの物語。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




誰かとの出逢いは、魔法の杖なんかじゃない。

出逢えたからといって、何も解決などしない。

あなたが手に入れたのは、ただのきっかけ。

これからたくさんの課題を、もがきながら乗り越えて、

パートナーシップを築かねばならない。



  時に傷つけあいながら。

  時に泣きながら。

  かっこわるく。

  体当たりで。




夢と現実の違い。

夢は、手が届いたとたん、現実に変貌する。

万能でもない、十全でもない。理想とはほど遠い、日常。

それを受け入れ、乗り越える困難、試練。





夢を手に入れてしまったあと、人はどう現実と折り合っていくのか。

夢が日常に降りてくることをどう受け容れていくのか。

夢を手にしたということは、その時点で、その夢は既に破れているのだ。


そのほころびを繕い、慈しみながら、感謝して、受け取る。

要求せず、批判せず、裁かず。

ただ、認め、受け入れ、

自分から先に愛を与えていく。



空想の世界で、のんきに夢を羽ばたかせる楽しみから卒業し、

現実世界で

身体を使い、汗を流し、時に涙や鼻水だって流しながら

他者と関わっていくことを引き受ける。

毎日毎日発生する、面倒な義務と責任を引き受ける。



それに見合うだけのものが手にはいるから。



それは、経験、そして成長、そして生身の温かい絆、つながり。




私は私のままでいいように、

あなたもあなたのままでいい。

臆病でいい、みすぼらしくていい、平凡でいい。

私の期待を裏切ってもいい。


あなたはただそこに居てくれるだけでいい。

私から先に、あなたに与える愛がある。





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




  「犬さえ飼えれば」。

  黙って横に居てくれる存在に恋いこがれる切なさ。


  ただ無言で自分を受け容れてくれる存在を切望せずにいられない

  たましいの孤独



  そして

  空想の世界でふわふわと遊ぶ気ままさを手放し、

  現実の日常生活の中で、

  泥臭く生きることを受け容れていく

  少年の心の葛藤と成長を描いた、名作。



  まだまだ幼い少年は、いかにしてチキチトへの憧れと執着を手放し、

  肉体を持つ平凡な犬を受け容れていったのでしょうか。


  ぜひ、本を読んでみてください。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




『まぼろしの小さい犬』
フィリパ・ピアス 作 
岩波書店
(対象年齢:小学校中学年以上)




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



魂に効く絵本 〜絵本は恋に似ている〜
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 優れた絵本、児童書は、大人の心をもわしづかみにし、揺り動かします。



     まるで恋のように。


      ':・:*:. ☆ .:*:・:'




時は八月。

全ての生命エネルギーが沸き立つ盛夏。


私の住む自然に囲まれた山村では、毎年スズメバチがこの時期ブンブンと飛び回ります。

蜂と8。音が一緒ですね。そのうえ、8という数字の形は蜂に似てますね(^^)



そんな、8月の蜂の羽音に代表されるような


盛夏ならではの命のざわめきが伝わってくる絵本を選んでみました。



魂に効く絵本  〜絵本は恋に似ている〜
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2007.8.2 第19号
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『ジャイアント・ジャム・サンド』
ジョン・ヴァーノン・ロード 作
アリス館(対象年齢:読んであげるなら4歳くらいから)
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  あらすじ


 チクチク村へ飛んできたハチ・・・

 400万匹・・・こりゃ、たまらん!

 ブンブン、ワンワン、ウォンウォン、チクッ!

 そこで、パン屋のおじさんが、考えた

 素晴らしいハチ退治。

 それは、大きな大きなジャム・サンド!

 さて、ハチは?

           (本絵本 裏表紙より)

    −−−−−−−−−−−−−−−−


生命の豊かさ、多様性、雑多さ。

それは豊穣の証。

ハチは花粉を介在し、作物に実りをもたらす。

ただのやっかいものではない。

ただの害虫ではない・・・



そもそも、ただの害虫なんて、この世に存在するのだろうか?

すべて、助け合い、補い合う存在なのではないだろうか。

たくさんの生き物がつながりあい、補い合い、支え合い、

地球の命はつむがれていく。

命の連鎖はつむがれていく。

植物を小型草食獣が食べ、その草食獣を肉食獣が食べ、

その肉食獣が死ぬとその死骸を虫が食べ、微生物が分解し、

土に還り、それを栄養として植物が育ち、それを草食獣が食べ・・・


地球はこうして命の循環をしている。


ただのやっかいもの、ただの害虫なんて、一切存在しない。

それが、命。

それが、生き物。




しかし、そうは言ってもチクチク村の村民にとって、

大量発生したハチはどうしようもなく「やっかいな存在」だった。

畑仕事ができない、普通の日常生活を送れない。



そこで一致団結してアイディアを出し合い、助け合って

「巨大ジャム・サンド大作戦」を決行。


パン屋さんはパン屋としてその知識と技能を発揮し

お百姓さんは自分の畑を「つかってくだせえ」と申し出、


村民ひとりひとりが自分にできる協力を惜しまず、

    トラクター、工場、ヘリコプター、大量の苺ジャム・・・

持てるものを惜しげもなく差し出し・・・



最後は作戦大成功のお祭り騒ぎ!

村民総出で 「うたって おどって わらって さわぐ」

巨大ジャムサンドのために焼いた巨大パンを、みんなで食べながら。



   ところで サンドは どうなった?

   むらの みんなが いうことにゃ

   とりが はこんで とんでって

   100しゅうかんも だいえんかいを しました とさ



めでたしめでたし。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





蜂が大発生し、困り果てたからこそ、村民が一致団結して立ち上がった。

災難と言える事件があったからこそ、解決後に喜びと達成感が味わえた。


互いの活躍をねぎらう。

結束が強くなる。

お互いを見直す。

信頼関係が増す。

祝祭の宴でカタルシスを味わう。



すべての出来事に意味がある。

子どもの病気や問題行動は

家庭の不和や不均衡を正すためのきっかけとしての意味を持つ、という。



この「蜂の大発生」事件にも、同じような効果があったのではないだろうか。



一見、問題と思えるもの、見えることの中に潜む「豊穣」へのきっかけ。

そこに目を向けてみてもいいかもしれない。





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





生い茂る雑草、あちこちに出没する蟻、ハエ、ゴキブリ、蜘蛛のたぐい。

それらの秘めている豊かな可能性に、感謝の目を向けてみてもいいかもしれない。


雑多さがはらむ豊かさ。

多様性が指し示す未来への希望。

無秩序、混沌がもたらす新たな展望、新たな希望。



生き物が死ぬことで、

そしてその死体が腐ることで

未来へと生命エネルギーが循環していくように



雑多な微生物、多種多様な昆虫たち、混沌とした生き物の多様な営みがあるからこそ、

地球は青々と命の輝きをたたえ、明日へと命の流れは受け継がれていく。

連綿と。



問題が起こるからこそ、混乱ととまどいがあるからこそ、人は新たな気づきに至る。

洞察が起こり、次元が新たな地平へとシフトする。


平穏無事は停滞へとつながりやすく、

問題と混乱は刷新と改革への道となりやすい。



無秩序、混沌がもたらす新たな展望、新たな希望。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




うっかりと火を通すのを忘れていた味噌汁の味が変わりやすく

生ゴミがにおいやすく

虫たちの活動が盛んになりやすく

雑草が生い茂りやすい

そんな真夏

命の祭りに感謝と崇敬の目を。




混沌、雑多、カオス、不潔、腐乱

  そんなものに潜む

     変化の可能性、未来への希望のきっかけの可能性に。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'







『ジャイアント・ジャム・サンド』
ジョン・ヴァーノン・ロード 作
アリス館(対象年齢:読んであげるなら4歳くらいから)



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



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